伝統建築の魅力を 建築士の堀越さん土壁造りの体験講座

安曇野市三郷温の2級建築士、堀越みどりさん(43)は、日本の伝統的な建築技術や手仕事の魅力を知ってもらおうと、近くに新築している自宅の建築現場で「土壁ワークショップ」を開く。壁造りの工程に合わせて2回開く計画で、1回目は4月3、5日に行う「竹小舞(たけこまい)」と呼ばれる土壁の下地づくり。参加者を募っている。
建物は平屋で床面積は90平方メートル余。くぎや金物を使わない「木組み」と、竹小舞の下地に土を塗る「土壁」で造る。
竹小舞は、割った竹を格子状に組み、シュロ縄で編んで作る。当日指導する大工の下本晴夫さん(52、松本市和田)は「20年ほど前、修業先の青森県では竹小舞作りは集落の共同作業だった。職人がいれば誰でもできる」。左官の松田考司さん(49、同市梓川梓)は「いろんな話をしながら、和気あいあいと楽しみたい」と話す。
在来工法に比べると手間がかかる壁造りだが、自身の経験から「すごく楽しい作業」と堀越さん。「壁がない今なら『木組み』も見てもらえる」と話している。
対象は中学生以上(小学生以下は応相談)。両日とも午前9時~午後4時。参加費1000円(昼食付き)。定員各日10人。会期後2週間は体験希望者を受け入れる(無料)。荒壁を塗る2回目は竹小舞の完成後に予定。問い合わせ、申し込みは電子メール(landschaft.daw@gmail.com)で。