長野銀行大名町支店で丘本さんデジタル版画展

松本市の長野銀行大名町支店(大手2)1階ながぎんコミュニティープラザで、同市の県宝「旧司祭館」(開智2)内の照明を被写体にしたデジタル版画の作品展「ふるいあかりたち展2021春」が開かれている。伊那市高遠町の丘本雅志さん(62)が、自作の17点を展示した。
デジタルカメラで撮った写真を画像編集ソフトで加工し、さまざまな素材に印刷した。パソコンとプリンターを絵筆代わりにした表現活動で、丘本さんは自身の作品を「写心絵」と呼んでいる。
牧草で作った紙に印刷した「出逢い」「初恋」「旅立ち」は、独特の質感と色合いが目を引く。来場者が3作品から着想した物語を写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿し、その世界観を共有する企画も実施している。
丘本さんは2年前まで松本に住み、21年間に撮り続けた作品の中には、その後にランプシェードが取り換えられたり撤去されたりで、今は見ることができないものも。「かつて暮らした司祭さんの思いを想像し、表現した。足を運んでもらうきっかけになれば」と丘本さん。
4月28日まで。午前9時~午後5時(土日曜と祝日は4時半)。入場無料。