「クラブハウス」で盛り上がる「くらは♩信州部」

信州好きが集いゆるキャラ誕生

最近人気の招待制音声配信SNS「クラブハウス」。「信州」など県関連のキーワードを持つクラブ(メンバーやフォロワーの集まり)も立ち上がり、盛り上がっている。
その一つ「くらは ♩ 信州部」は、ほぼ毎日午後9~10時にルーム(交流の場)が開かれ、さまざまな話題で盛り上がる。アクセスは首都圏など県外からも。音楽関係者、デザイナー、会社員と、職業も年齢もバラバラだが、共通するのは「信州大好き」「信州に興味がある」との思いだ。
そんな「くらは ♩ 信州部」にキャラクターが誕生した。その名も「そばっちょ」。メンバーらは、おそろいのTシャツを作り、ごみ拾いのボランティアも予定。ルームを飛び出し、アナログな世界にも活動範囲を広げる。

音声だけの交流から現実での活動へ

「くらは♩信州部」は中條紀子さん(49、松本市沢村3)が2月11日に作ったクラブ。7日現在、メンバーやフォロワーは約100人いる。
話題は花見だったり、おいしい店のことだったり。音声でのやりとりなので、部屋が散らかっていても、すっぴんでも気にならない。お風呂に入りながら、という猛者もいたそう。出入りも自由で、どうも静かだと思ったら、寝落ちしていた人も。
「そばっちょ」は、県内のゆるキャラについての雑談から生まれた。「自分たちのキャラクター作っちゃおうよ」。そんな声が始まりだった。
本職のデザイナー小澤明司さん(54、同市清水2)がデザイン。ライチョウが頭にざるそばを載せて、翼や胴体には草間弥生さんをリスペクトしたドット柄を配した。胸には「おいでヨ信州」の文字。「信州フル装備」のキャラクターが出来上がった。「くらは ♩ 信州部」を訪れる時、そばっちょのアイコンを使う人も多いという。
テーマソングも制作中。メンバーから歌詞を募集した。「そばっちょ音頭でちょちょっちょちょ」といった歌詞ができた。「ダンサーもいるから、踊りもつくろうかな」と中條さん。ステッカーも近く完成予定だ。
メンバーの1人、古原聖史さん(51、同市双葉)は「ビデオ会議アプリだと映像が入るから準備もいる。音声配信なら食器を洗いながらでもいいし、料理を作りながらでもいい」と話す。
信州に興味のある人をつなげたいと開いた「くらは ♩ 信州部」。ルームにはさまざまな人が顔を出し、「初めまして」の出会いもある。そこからいろいろなアイデアが生まれる。
ルームを飛び出し、Tシャツを作ったり、ごみ拾いをしたり。メンバーの間には、そばっちょグッズの開発・販売など信州の魅力PRに一役買いたいという気持ちも強い。古原さんは「信州をテーマにしたクラブはたくさんある。他のクラブとつながると、活動はどんどん広がる」と期待する。
現実世界での活動の第一歩となるごみ拾いは11日に予定。問い合わせはメール(sobaccho@gmail.com)で。

【そばっちょ】年齢不詳、性別不明、発見されたのは2021年2月20日で、乗鞍岳に生まれ、山から下りてきたら途中の山形村でそばにはまってしまったという設定。特技は、県のPR、必殺技は「そばトルネード」。好きな食べ物は山賊焼き、そば、野沢菜、おやき。「ちょ!」が口癖。