「ぽかぽかランド美麻」環境整えジビエPRも

大町市美麻地区の住民自治組織「美麻地域づくり会議」は17日、道の駅活性化事業として地区内の「ぽかぽかランド美麻」の環境整備作業をした。観光シーズンに入り、気持ちよく施設を利用してもらいたいと会員約20人が参加。併せて、有害鳥獣対策で駆除されたシカ肉の販路拡大につなげる料理の試食会も開かれた。
昨秋、施設裏側の樹木の枝払いややぶ払いなどを実施。今回は利用客の目に触れる表側の整備を計画した。本降りの雨にもかかわらず、玄関や駐車場周辺の木の剪定(せんてい)や草刈り、施設の窓拭きなどに精を出した。駐車場には、2019、20年度の美麻小中学校9年生が作った観光や店舗案内の看板を新たに取り付けた。
同地区には猟友会員らでつくる「美麻ジビエ振興会」が建てた狩猟肉処理加工施設「美麻ジビエ工房」がある。地元で捕獲されたシカ肉の販路・消費を拡大するため、同会議は地域の飲食店にメニュー開発を依頼。会議の会員でもある「ぽかぽかランド美麻」から試作品の感想を聞きたいと申し出があり、作業の参加者が試食した。
メニューは「ローストディアー」やドライカレーなど4品。食べた会員は「臭みがない」「軟らかくておいしい」などと感想を記入。同施設は、意見を参考に宿泊やレストランでの提供を目指す。
同会議の前川浩一会長(59)は「みんなで連携して地域の施設を守りもり立てたい。特産としてジビエの販路拡大やPRにも協力していきたい」と話した。