【中村小太郎・駆け出し百姓の自然農奮闘記】#3 「かかりつけ農家」で三方良し!

これだって立派なキュウリです。ちょっと極端だけど…

食べることは「農」的行為である。スローフードの先輩イタリアではそう言います。もっと田畑を意識してはいかがでしょうか。それには「かかりつけ農家」探しをお勧めします。ご自分や家族が口にするお米やお野菜を作っている農地見学から始めませんか。
皆さんに安心して食べていただくための「しないこと」(除草剤を使わないなど)や本来の「旬」、お勧めの食べ方など発見が必ずあります。
買ってくださる方が味方だと、一般流通には乗ることのないB、C品(ふぞろいなど)も引き取ってくれるでしょう。豊作で取れすぎ、相場のためにトラクターで潰すような不幸もなくなります。食料自給率を農薬と機械化で向上させるより現実的ではないでしょうか。これぞ三方良し!
CSAってご存知?欧州や南米では「コミュティー・サポート・アグリカルチャー」で農業が成り立っているそうです。「今年も小太郎米を買うんだから年間食べる分の半分くらいを先に払っとくか」。簡単に言うとコレなんですが、すごく助かります。お陰さまで「小太郎米」は、お手伝いいただいた方にお売りすることで完売です。これぞ日本式CSAなり!
「かかりつけ農家」と出会うには、道の駅やマルシェで!5月には白馬オーガニックマーケットが始まります(これオススメ)。なんと明日2日は、松本市の中心、信毎メディアガーデンでマルシェ。「おむすび中村屋」も出店します。