大桑村出身の藤懸貴志騎手 11年目GⅠ初騎乗

大桑村出身のJRA(日本中央競馬会)騎手、藤懸貴志さん(28)は、最もグレードが高いGⅠレース初出場となる第82回オークス=優駿牝馬=(23日・東京11R2400メートル芝)でハギノピリナに騎乗する。デビュー11年目で念願の大舞台に立つ。
藤懸さんはハギノピリナの全4戦に全て騎乗し、直近2レースで連勝している。19日にはレース前最後のハードな調教を行い、「好調を維持している。まだ、発展途上の馬だが、とにかく一生懸命、走ってくれるところがいい」と相棒を評す。
オークスは桜花賞、秋華賞と並ぶ3歳牝馬3冠のうちの1冠。今年は18頭が出走予定。白毛の馬体で無敗の桜花賞馬ソダシが人気を集めそうだが、ハギノピリナはオークスと同じ距離を経験し、2200メートルでも2勝しており、「勝つチャンスは十分ある」と藤懸さん。
藤懸さんは2011年に騎手デビューし、その年の3月に初騎乗。今月17日現在、2996回騎乗し、97勝を挙げている。重賞には27回(GⅡ6回、GⅢ21回)騎乗し、未勝利。
藤懸さんは「GⅠ騎乗はようやくという感じ。結果次第で今後の騎手人生が大きく左右されるので気合が入っている。テレビの前で人馬ともに応援してほしい」と話す。