スキンケアに力!美肌男子

目指すは“つるつる卵肌”男性用商品も店頭に

「焼けた肌に光る汗」なんてもう古い!?今、若い男性が求め、女性にも好まれるとされるのが、清潔感がある白くきめ細やかな肌。ビューティーショップに男性化粧品のコーナーができるなど、需要は高まっているようだ。スキンケアを欠かさない美肌男子に実践例も聞いた。
松本パルコ(松本市中央1)2階の化粧品店「ローズマリー松本店」は昨年10月、男性用スキンケア商品のコーナーを本格的に設けた。コロナ禍によるリモート会議で清潔感が大事と感じ、スキンケアに関心を持つ男性が増えたのに対応したという。
カミソリ負けや乾燥、マスクによるかぶれなどの悩みを抱える人が多く、洗顔料と化粧水が人気。一方、韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」ら美顔のK―POPアイドルに影響され、ファンデーションや染み・毛穴を隠すコンシーラーを買い求めるのは、主に10代の男子だ。
山本美香店長は「(男性用スキンケア商品の)売り上げは以前の2倍くらいになっているのでは」といい、「感度が高い10代が大人になると、よりこだわった商品を使うようになる。需要は増え続ける」と予測する。

アパレル関係に勤務する関口壮藍さん(19、松本市井川城)は、高校生のころからスキンケアを続けている。「仕事柄、清潔感を大切にしている。肌で印象が違ってくると思う」
母親が使う化粧品を参考にアドバイスも受け、「鏡を見るとモチベーションが上がり、自信にもつながる」。一方、使っているファンデーションやコンシーラーなどは、男性用と比べて種類が豊富で価格の選択肢も広い女性用。「店では買いにくい」と笑う。
万城目レオナルド涼さん(21、塩尻市広丘吉田)は、美容室Leshu(松本市深志2)で働く美容師。接客業のため、やはり清潔感を大事にする。スキンケアに目覚めたのは、ニキビが気になりだした中学時代。「治したい」と母親の化粧品を使い始めた。
以前は化粧水とワセリンで顔の保湿をしていたが、夕方になると皮脂でべたついたり、てかったり。洗浄力が強い洗顔料に変えても悩みは解消しなかったが、幹細胞由来成分を配合した化粧品に出合い、肌も意識も変化したそうだ。
「炭酸入りの化粧水を使うと、水分が保てる。乾燥して皮脂ができ、毛穴が詰まる悪循環がなくなった」と万城目さん。理想は、毛穴がないつるつるの卵肌。「韓国コスメにも興味がある。フェイスパックがいいと聞いたので、試してみたい」と話す。