緑色のニリンソウを探して上高地へ

緑色のニリンソウを探して北アルプス・上高地の明神から徳沢までの群生地を歩いた。
白い花に比べると、その数はごくわずか。四つ葉のクローバーを見つけるような感じで1輪1輪目を凝らす。そのうちに慣れてきて見つかるように。この日は5輪に出合った。中心が緑で縁が白かったり、緑一色だったりと、みんな違う個性を持っていた。
3本の茎がすっと伸びた緑のニリンソウがあった。開花している2輪は縁が少しピンクがかっていて何とも愛らしい。1輪はまだつぼみだ。
道すがら出会った上高地パークボランティアの林秋好さん(73、松本市中山台)によると、白い花びらに見えるのは葉から進化した萼(がく)片なので、緑色のものは「先祖返り」の現象という。「とてもかわいいのでぜひ探してみて。見つけたらいいことがあるかも」