県内初の「Eクラブ」 オンラインで若手や女性入りやすく

エリアは県内中心に全世界 信州友愛ロータリークラブ

所在地域を限定せず例会はウェブサイト上で開く。社会奉仕団体のロータリークラブ(RC)に、県内では初となる「Eクラブ」と呼ばれる形式の組織が誕生した。名前は「信州友愛ロータリークラブ」(金児進会長)。26日には松本市で国際ロータリー加盟の認証状伝達式が行われる。
信州友愛RCは昨年11月、国際的な連合団体「国際ロータリー」への加盟が認められ、12月15日に創立した。今年1月から毎週、例会を開いている。7月1日に始まる21~22年度から、年間の活動を本格化。第2600地区(長野県エリア)では、中信第二グループに所属する。
事務局を務める幹事の堀川豊さん(65、安曇野市豊科高家)によると、会員は現在26人(うち女性6人)。県内は安曇野、松本、飯山、長野、東御、上田、小諸、佐久、軽井沢、県外は東京、千葉から参加している。
一般的なRCは例会の日程や会場を固定している。一方、信州友愛RCは所在地域を「長野県を中心とする全世界」とし、オンラインで開く例会の日程も、毎週水曜日午前0時~翌週火曜日午後11時59分と幅広く取っているのが特徴だ。
ウェブ例会では、役員が討議事項をアップし、会員は1週間以内にコメントを書き込めばよい。月1回、会員同士のコミュニケーションを図るためにウェブ会議システムを使った全体会議も開催。対外的な奉仕活動は、従来型の協力RCの活動に参加することで「目的」を達する形だ。
金児会長(64、小諸市和田)は「奉仕団体は高齢化の波に押され、旧態のまま進めても先細りするだけ。根幹は変えずに、手段や方法をフレキシブルな形にすることで、若手経営者や女性が入りやすい環境づくりを考えた」と話す。
堀川さんによると、「Eクラブ」は全国に10余あり、信州友愛RCは愛知ロータリーEクラブからノウハウを学び、立ち上げた。