ソフトテニスシングルス 都市大塩尻・小森 ハイジャパ頂狙う 

ソフトテニスの高校生王者を決める全国大会「ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ」(ハイジャパ、25~27日・札幌市円山庭球場、日本ソフトテニス連盟主催)の男子シングルスに、東京都市大塩尻2年の小森悠矢(16)が出場する。「全国の強豪相手に自分の力を試したい」と闘志を燃やす。
“ソフトテニスの甲子園”とも呼ばれる大会は、男女別ダブルスとシングルスの4種目。県勢は3校から、男女各1ペアとシングルス各1人の県代表と、推薦でシングルス各1人が出場。中信勢は小森だけ。
中信大会(2月)を制した小森は、ハイジャパ予選を兼ねた県選手権(3月)準決勝で、1学年上の酒井弘翔(長野俊英、推薦でハイジャパ出場)との接戦を制し、決勝も1学年上の大鷹颯矢(松本県ケ丘)を下して県代表に。
伊那市出身。2人の兄の影響で小学2年生から競技を始めた。翌年から毎年、全国小学生大会に出場し、6年時に14歳以下の県強化選手に。伊那市春富中では個人、団体とも北信越大会まで進み、高校でさらに力を付けた。180センチの長身から繰り出す打点の高いサーブと、回り込んで打つフォアハンドの逆クロスが武器だ。
中3時に指定難病の潰瘍性大腸炎を発症し、今も病気と闘いながらプレーする。県選手権後に体調を崩し、「思うような練習ができなかった」というが、それでも6月の県高校総体は団体メンバーとしてダブルス4戦で全勝し、都市大塩尻の初優勝とインターハイ出場に貢献した。
同校の柊中猛志監督(48)は「普段はおとなしいが、コートに立つと闘争心が出て、メンタルも強い。戦略的な攻撃で、試合運びもうまい」と評価する。
ハイジャパの男子シングルス(64人)は20日に組み合わせ抽選が公開され、初戦で栃木県代表との対戦が決まった。小森は「出るからには目標は優勝。結果を残したい」と力を込めた。