【こだわりのワークスタイル】バーテンダー編「爽やかに『清潔感が一番』」

重厚なカウンターの奥でシェーカーを振るバーテンダーの姿は、りんとしていて格好いい。ファッションにも自分なりの流儀があるのだろうと思い、BARDress(バー・ドレス)=松本市中央1=のオーナー、鈴木慎一さん(45)を訪ねた。
鈴木さんがカウンターに立つときの仕事着は、シャツにちょうネクタイを締め、ズボンにはサスペンダーを付ける。このスタイルを約10年続けているという。
「以前はベストも着ていたが、シンプルな方がいいと思って」と鈴木さん。サスペンダーを付けるのはテレビドラマ「相棒」の主人公、水谷豊さんが演じる「杉下右京」がこの格好で紅茶を飲んでいる姿に憧れていたからだ。
シャツにもこだわりが。「体にフィットしているときちんと見えるし、動きやすい」と、全てオーダーメード。デザインも襟と袖口だけが白無地の「クレリックシャツ」で統一。1回着たらクリーニングに出し、「ぱりっ」とのりを利かせる。
バーテンダーになって四半世紀以上がたった。加齢とともに、おなか周りのぜい肉も気になるが、「体形維持も仕事の一つ」と、週3、4回、10キロ以上のランニングを欠かさない。
「接客業なので清潔感が一番大切。カウンターに立てる間は、ずっと続けていたいですね」