高校新体操男子2人活躍

県勢の先頭に立つ室賀友祐さん、丸山和孝さん

高校新体操男子の北信越大会(6月18日、福井県鯖江市)で、NPO総合体操クラブWing(松本市)に所属する松本筑摩3年の室賀友祐さん(18)が個人総合優勝し、松商学園1年の丸山和孝さん(15)が総合3位になった。競技人口が少ない男子で、県勢の先頭に立つ2人。室賀さんは全国大会(インターハイ=8月21、22日・新潟市)にも出場する。
高校男子の大会はロープとクラブの2種目で競い、それぞれ1分半の演技で体がきれいに伸びているか、曲と動きが合っているかなどを採点。5人が出場した県大会(5月29日・長野市)は、個人総合、種目別とも室賀さんが制してインターハイ出場を決め、丸山さんがそれぞれ2位。
室賀さんは姉の影響で、小学2年生で新体操を始めた。最初は1つの技ができるようになるのがうれしく、どんどん競技にはまったという。多くの技を習得した現在は、体をどう動かせば美しく見えるかを考え、「試行錯誤する過程が楽しい」と言う。
成長期の高校1年時に、それまでできていた技ができなくなり、出場したインターハイは「ぼろぼろだった」と悔いを残した。昨年はコロナ禍で中止されたため、今回が2度目で最後の大舞台。「力が付いてきたと感じる。本番までに仕上げて、最高の状態で臨みたい」と自信をみなぎらせる。
丸山さんは、各県代表の7人が出場した北信越大会で、種目別のロープ3位、クラブ4位。他県の選手と競う大会のプレッシャーや緊張感を肌で感じることができ、「勉強になった」と話す。
園児のころから側転や鉄棒が得意で、小学1年生から新体操を続けている。「うまい人の演技をまねて技を取り入れるなどし、自分も成長できるのが楽しい」と、競技に取り組む姿勢は貪欲。いっそうの飛躍が期待される。