信毎旗学童野球 4強決まる 明善─高出 寿─山形

小学生軟式野球の第41回信濃毎日新聞社旗争奪中信地区学童大会(松本市少年軟式野球連盟主催、信濃毎日新聞社・信毎中信地区販売店会後援)は29チームが出場して3日に開幕し、初日に1、2回戦、4日に準々決勝を行った。明善少年野球と寿ヤングバード(ともに同市)、高出スポーツ少年団(塩尻市)、山形キヨミズ(山形村)が4強入りし、10日に松本市神林農村広場で行う準決勝以上に駒を進めた。
4日に準決勝まで行う予定だったが、雨のため順延。10日に準決勝、決勝の3試合を行う。準決勝の組み合わせは明善─高出(午前9時開始)、寿─山形(前試合終了次第)。
準々決勝のうち明善─芳川・四賀合同チーム(松本市)の一戦は、3回まで1─4とリードされた明善が4回、無死満塁から6番西澤颯(明善6)の適時打や連続四球の押し出しなどで一挙7点を奪い逆転。最終5回も6得点し、14─4で大勝した。
明善の市川直樹監督(46)は「最後まで諦めない選手たちの気持ちが結果に表れた。次戦もチーム一丸となって勝利を目指す」。
このほか3試合は、高出が広丘クラブ(塩尻市)を9─6で下し、スーパーシードで準々決勝が初戦の寿は常盤野球スポーツ少年団(大町市)に2─1で競り勝った。山形は打線が爆発し、北原町少年野球クラブ(松本市)に15─1で大勝した。
初日の結果は次の通り。
▽1回戦芳川・四賀12─9白馬竜神、大門12─3今井、明科5─4吉田、明善10─9野村、広丘12─4横田、松川村5─3二子、波田白樺10─0桔梗ケ原、高出8─5菅野、常盤14─3朝日村、上松10─7惣社、山辺5─4木祖村、山形19─2池田、安曇野12─9鎌田、北原町8─7福島
▽2回戦芳川・四賀12─2大門、明善10─5明科、広丘14─1松川村、高出11─3波田白樺、常盤7─4上松、山形16─0山辺、北原町11─6安曇野