岩や山の魅力捉える 永沢栄さん写真展

安曇野市豊科の自家焙煎(ばいせん)コーヒーショップ「BELL(ベル)WOOD(ウッド)COFFEE(コーヒー)LAB(ラボ)」は8月1日まで、登山家で松本歯科大特任教授の永沢栄さん(71、松本市寿北3)の写真展「冒険と花園『山と過ごした6000日』」を開いている。2月に初めて出版した同名の写真集から選んだ作品を中心に17点が並ぶ。
写真集にも収めた北アルプス上高地の梓川沿いの新緑を捉えた「生き返る思い」や、「クリスタッロ峰」(イタリア)をはじめとする国内外の岩山を捉えた作品などを展示している。「スコットー二峰の困難な壁」(同)は、50歳の時に登攀(とうはん)に挑戦、撮影した作品。標高差は400~500メートルあり、岩の割れ目をほふく前進して横に移動するなど、「このルートを見つけた人を尊敬する」(永沢さん)というほど苦労した場所だ。
永沢さんは、子どものころから岩や山へ登るのが大好き。国内だけでなく、イタリア、スイス、フランス、ネパールなどの山に登り、写真撮影にも取り組んだ。
永沢さんは「山と岩の魅力を知り、きれいだと感じてもらえればうれしい」と話す。
写真集は、プリンティングディレクターの鈴木利行さん(45)の出版社「tmC出版」が初めて手掛けた一冊。鈴木さんは同店オーナーでもあり、写真展を計画した。
B5変形判、80ページ。山や岩壁だけでなく、現地の文化や人々の生活などを捉えた約80点を掲載している。2200円。
17日午後7~8時、ギャラリートークを開く。500円(ワンドリンク付き)。定員14人。要予約。同店TEL0263 ・ 75・3319