デザインで山を表現 北ア展望美術館で展覧会

池田町会染の北アルプス展望美術館は8月29日まで、展覧会「デザインで山あそび!」を開いている。さまざまな模様のティピー(円すい型のテント)を山に見立てた13人のデザイナー作品や、「デザイナーの自由研究」と銘打って個性豊かな作品を展示したコーナーなどに計100点近くが並び、楽しい会場となっている。
同展は美術館の依頼を受け、日本グラフィックデザイナー協会長野地区に所属する溝口諒さん(39、塩尻市広丘高出)ら4人が中心となり企画。4人は「触って楽しめるものなど、いろいろなアイデアが出たが、コロナ禍ゆえに制限が生じ、山のような形のティピーを主にした」と言う。
その溝口さんは、ティピーの6つの面にそれぞれ「雲」「雨」「雷」「霞(かすみ)」「霓(にじ)(色の薄いにじ)」「晴」の漢字を一文字ずつデザイン化して書き、山の天気の移り変わりを表した。
妻でイラストレーターの溝口史恵さん(38)は、山に登りたいのだが実行する勇気のない女性が、何とか山中のささやぶの中でネマガリダケを採取できた様子を、ティピーの6面を使って漫画作品にした。
「自由研究」のコーナーには、アルミ材を精密加工して作った山のミニチュアや、漢字を四角い箱の面に一文字ずつデザインし、積み方で山の名を完成させる作品などが並ぶ。山に関するポスターも多い。
午前9時~午後4時半。一般600円、高大学生450円。月曜日(7月19日と8月16日を除く)と7月20日、8月17日休館。同館TEL0261・62・6600