全国から800点「涼風扇子展」絵や書 多彩に

絵や書などを全国から募り、扇子に仕立てて展示する「安曇野涼風扇子展」(実行委員会主催)が8月8日まで、安曇野市豊科近代美術館などで開かれている。2年ぶり3回目。大賞など入賞作品をはじめとする全国から寄せられた作品全800点ほどが並ぶ。

作品は同美術館と、近くの法蔵寺(1日まで)に展示。日本画やイラスト、版画、書などの作風に加え、水彩絵の具、ペン、墨など画材も多彩だ。
応募作を日本画家の土屋禮一さん(東京都)、書家の石飛博光さん(同)、工芸家の三田村有純さん(埼玉県)が審査。大賞1点、準大賞2点、涼風賞10点を選んだ。
大賞は戸田淳也さん(京都府)の猿をモチーフにした作品。中信関係では、上野松峰さん(安曇野市穂高)、上條果泉さん(朝日村)が涼風賞に選ばれた。
同展は、安曇野の風物詩に育て、地域を広くアピールしようと2018年に始めた。同様の公募展は全国に類を見ないという。
「風神雷神」の文字を書いた2作品を出した上野勝さん(82、安曇野市三郷小倉)は「バランスが悪い。絵でも挑戦してみたい」。実行委は「コロナ禍の中、多くの応募があり、ありがたい。地元の人にもっと応募してほしい」と期待した。
午前9時~午後5時(8日は4時)。入場無料。2日休館。法蔵寺の作品は3日から豊科近代美術館に展示する。同美術館TEL0263・73・5638