「子どもたちの映画祭12」見どころは?

コロナ禍で延期も新たな企画練る時間に

「子どもたちの映画祭12」が11日、約2年半ぶりにまつもと市民芸術館(松本市深志3)で開かれます。新型コロナ感染対策を踏まえながら準備を進める一般社団法人松本映画祭プロジェクト(同市)コーディネーターの河西佳代さん(56)に、見どころなどを聞きました。

★メインキャラクター一新

テーマは従来と同じ「大人もきっと好きになる子どもたちの映画祭」。今回も親子で共感できる世界の作品を厳選しました。
注目は、映画祭のメインキャラクターを新しくしたことです。これまでは日本で劇場版が上映されたチェコの人気アニメ「アマールカ」の主人公でしたが、新たに松本市出身の映画監督・山崎貴さん作の絵本「ジャック・オー・ランドユーリと魔物の笛」(ポプラ社)の登場人物を起用。絵を担当したアニメーター郷津春奈さんが、「ユーリ」と「エル」を描き下ろしました。
絵本のテーマ「友情と信頼」は、映画祭で大切にしていることの1つです。

★飽きさせない

映画は1作品が4~21分と、子どもが飽きない長さです。未就学児にお勧めのAプログラムは心が温まるような、小学生向けのBプログラムは冒険を楽しむような作品です。
上映の合間にはエンターテイナーが楽しませてくれます。テーマソング「Fun!Fun!Fun!勇気の笛」を一緒に歌って踊ったり、テレビでもおなじみの面白く科学を学べる「善ちゃんのおもしろサイエンスショー」などのパフォーマンスも予定しています。
このテーマソングは伊那市出身のシンガー・ソングライター湯澤かよこさんが作詞・作曲・歌を、ストリートダンスなどが専門のちびゆり(本名・小林悠里)さん(松本市)が振り付けを手掛け、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも配信しています。

★メッセージ

延期に次ぐ延期で戸惑った半面、時間的な余裕などが生まれ、映画祭の趣旨に賛同してくれる方々と新たな企画もできました。
新キャラクター「ユーリとエル」の塗り絵作品を募集しています。下絵(ホームページからダウンロード可)に描いてメールで送るか当日持参すると、会場内に掲示するほか、ささやかなプレゼントを贈ります。ぜひお寄せください。

【Aプログラム】
Acorns(エイコンズ)
アメリカ、2020年、約8分
Ⓒ2020 Tonko house Inc-All Rights Reserved

DUST BUDDIES(ダストバディ)
アメリカ、2016年、約4分
Ⓒ2016 Beth Tomashek&Sam Wade

アマールカ~小川をつくった日
チェコ、1973年、約7分
ⒸV.Bedrich,B.Siska,Licence by Czech TV

バジャのスタジオ
日本、2017年、約21分
Ⓒ株式会社京都アニメーション ALL rights reservde

【開演】
Aプログラム(幼児) 午前10~11時15分、午後0時半~1時45分
Bプログラム(小学生) 午後3~4時15分

【Bプログラム上映作品】
バジャのスタジオ~バジャのみた海(日本、2019年、約21分)
アマールカ~カッパが怒った日(チェコ、1973年、約7分)
One(ワン)Small(スモール)Step(ステップ)(アメリカ・中国、2018年、約7分)
The Present(プレゼント)(ドイツ、2014年、約4分)

【料金】
S席・大人(18歳以上)1200円、子ども600円、A席・大人1000円、子ども500円。
全席指定、2歳以下の膝上鑑賞無料。
前売り券は10日午後6時まで芸術館チケットセンター(TEL0263・33・2200)で販売
(当日券も同額)。

松本映画祭プロジェクトTEL0263・35・2810(平日午前10時~午後6時)