地元作家ら「雷鳥張子」新作

雷鳥写真家の高橋さんも初参加

松本市横田の紙の工芸作家・梅川茜さん(39)と安曇野市穂高の雷鳥写真家・高橋広平さん(43)は、愛くるしい姿にファンが多いライチョウをモチーフにした張り子の新作を作った。松本市内の店で8日から販売する。
「雷鳥張子(はりこ)」は、松本ならではの土産物を─と、2015年夏に梅川さんら地元のアーティストたちで作り始め、半年ごとに新作を発表してきた。
今回は雷鳥張子のファンとして毎回購入していた高橋さんが制作者として初参加。張り子の作り方を独学し、まだ体温調整ができない生後間もないひなを懐で温める雌を形作った。
「ライチョウおたく」を自認する高橋さんは、北アルプスなどで1年を通してライチョウの姿を撮影し、生態の執筆活動もする。「ライチョウを正しく普及させたい」との思いがある。
今までライチョウの飛行や求愛の姿などを作ってきた梅川さんは、季節で羽が変わる雌とひなの起き上がり小法師(こぼし)を数種類作った。「自分なりのディスプレーを楽しんでほしい」
今後は年に1回新作を発表していく予定。高橋さんの「親子雷鳥」は5000円、梅川さんの「起き上がり雷鳥」は1体2500円。販売はギャラリー喫茶「Gargas(ガルガ)」(深志3)、クラフトショップ「手仕事商會すぐり」(中央3)、書店「本・中川」(元町1)の3店。最新情報は「雷鳥張子」のウェブサイトで。