木製応援グッズ人気

朝日村で家具工房「レッドハウスファニチャー」を営む増田善計さん(53)が、スポーツ観戦時に鳴らして選手を応援する木製グッズ「山カラ」を作った。応援のほかに子どものおもちゃやお年寄りのレクリエーションなどにも使えると、主に口コミで人気が広がっている。
手に持って軽く振ると「カラカラ」と鳴る仕掛け。本体は村産のカラマツで、堅くて軽いため疲れにくいという。振動子は県産のエンジュ。音の高さは本体と、本体に刻むスリットの長さで決まる。「天然木は一本一本、ちょうどいい長さが違う」と増田さん。ミリ単位で削りながら音を聞き、調整している。
「信州の木で、信州のスポーツを応援したい」「村産カラマツを身近に感じてほしい」と考えた増田さんが、風鈴のような「木鈴」を作った経験を生かして創作した。
コロナ禍で声を出す応援が難しい中、「メガホンをたたく音とは一味違う」と部活動を応援する保護者が購入するほか、松本山雅FCのサポーターが「ペンライトを片手に持っていると手がたたけない」「手をたたき続けると痛くなる」などの理由で買っている。背番号を描いたり、シールを張ったりと、カスタマイズする人も増えているという。
1本1000円。工房やネットショップ、ファミリーマート信州朝日村店で販売している。