今井地区で平和への願い込めたお話

松本市の今井地区人権啓発推進協議会は11日、「平和への願いを込めたお話~終戦記念日を前に」を同地区福祉ひろばで開いた。15人が参加。講師の鰐川巌夫さん(85、蟻ケ崎)の話を聞いたり意見交換をしたりして、「二度と戦争をしない」との思いを新たにしていた。
鰐川さんは、旧陸軍松本50連隊に所属していた故滝沢文男さんから「語り継いでほしい」と託された資料を元に、サイパンやテニアン島での生々しい戦闘の様子などを紹介。「太平洋戦争全史」のDVD鑑賞では、激しい戦闘や兵隊の過酷な姿をドキュメンタリー映像で見た。
参加者からは「原爆は終戦の要因の一つだが、それだけではないのでは」「戦争に反対する人たちも、憲兵やメディアなどにだんだんと洗脳されていった」などの声が次々に上がり、参加した矢島明さん(80)は「多くの犠牲に上に、今こうやって生活できている。戦争は絶対にやってはいけない」。櫻井貞文・今井公民館長(67)は「これからを担う若い世代に語り継いでいくのが、われわれの使命」と話した。