旧制高校野球の歩み 記念館で展示

日本の野球史を振り返る「旧制高等学校スポーツ展野球編」が、松本市の旧制高等学校記念館(県3)で開かれている。明治時代に野球が入ってきてからの歩みをパネルで紹介し、120年以上前に使われたユニホームやスコアブックなどを展示している。入場無料。9月20日まで。
展示は、旧制第一高校の野球部が軸。1890(明治23)年創部で、「野球」の訳語は同部OBによるという。早稲田や慶応、三高などと対校戦を展開、戦前の日本野球をけん引した。パネルは、その盛り上がりなどを写真や記録でまとめている。
当時の実物資料は、主に東大駒場博物館所蔵で、普段は一般公開されていないものが多い。スコアブックやウイニングボールからは、手書きの文字や記号が読み取れる。
同館の「スポーツ展」は今回が初めてで、他競技の展示も企画していくという。
関連して28日、「学生スポーツの歴史戦前・戦後・現在」と題し、早稲田大スポーツ科学学術院の中澤篤史准教授がオンラインで講演(詳細は同館のホームページ)する。同館TEL0263・35・6226