夢の一歩 愛する曲で 螢川ゆき子さんCDデビュー

松本市の螢川ゆき子(本名・寺澤佐知子)さん(58、征矢野1)が歌う「望郷…奈良井宿」のCDが21日、ニューセンチュリーレコードから発売された。長年の夢だった演歌歌手としての第一歩を、大好きな曲で歩み始める。
「望郷…奈良井宿」は待井一嗣さん(80、今井)が作詞、歌手の諏訪貴士さん(72、南原)が作曲。諏訪さんが歌ったCDが2010年に発売され、カラオケでも配信されていた。
螢川さんは5年以上前、仲間と行ったカラオケでこの歌を初めて聞き、「宿場町の情景が浮かび、故郷に帰りたいけれど帰れない切なさが伝わる」と感動。それ以来歌い続け、昨年1月の「楽都・まつもとカラオケ大会」でゲストの水森かおりさんが選ぶ賞を受けた。
知人の紹介で螢川さんと会った諏訪さんは、その熱意に心を打たれたという。待井さんと共に歌唱のアドバイスなどをし、歌手デビューを後押しした。
螢川さんについて諏訪さんは「歌詞を大切にし、丁寧に歌うので聞く人に伝わりやすい」と評価。曲の提供について「歌い手が変わると曲の表情も変わり面白い」と期待を寄せる。
螢川さんは「とにかくこの歌が好き。一人でも多くの人に知ってもらい、歌ってもらいたい」と話している。
CDには螢川さんのオリジナル曲「すすき川慕情」も収録。1400円。CDショップなどで販売している。