健康運動指導士・西山さん独自プログラム-「ファスティング」に挑戦

長引くコロナ禍で、食べ過ぎや運動不足、心身の不調に悩むのは、記者も例外ではない。食べないことで内臓を休め、代謝アップやダイエットにも効果があるという「ファスティング(断食)」。短期間で、気軽に取り組めるプログラムがあると聞き、長年の生活習慣や体質の改善になればと、興味津々で体験した。

「意識と体を変えるプレミアムレッスン」と題したプチファスティングプログラム。健康運動指導士の西山知花さん(46、松本市井川城)が自身の体調不良をきっかけに、勉強や実践を繰り返して考案したオリジナルだ。
コンセプトは「健康志向にとらわれ過ぎない、現代社会との調和」。通常の断食は3日間が基本だが、主婦なども無理なくできるよう、原則、準備日、断食日、回復日を各1日に設定している。
9月上旬、週末を利用して挑戦。西山さんからキット一式(プログラムシート、専用ドリンク、ハーブティー、液状マグネシウム)を受け取り、気になる心身の不調や生活習慣などを伝える。
プログラムは、シートにその時々の状況を記入しながら自身で進めるが、西山さんが必要に応じてオンラインで指導をしてくれるので心強い。
準備日前日、「空腹の不安」「体調の変化」などを想定してシートに書き込み、心構えをする。
準備日は3食、肉・魚類や乳・小麦製品、カフェイン、酒類を取らず、米とみそ汁、野菜などの和食で少食に慣れる。ファスティングの副作用やストレスを軽減するためにも大事なんだとか。
パンやコーヒー、酒類を飲食するのが習慣だった記者には大転換。自分のためだけにみそ汁、シュンギクのごまあえなどを作るのも何年ぶりかで、新鮮に感じた。

断食本番。水やハーブティー(代謝を高めるマグネシウムを添加)は自由に、専用ドリンクを3食の代わりに飲む。甘くておいしいドリンクで、特に食べ物の誘惑にかられることもなし。オンラインで、効果を高めるための専用の運動レッスンも受ける。夕食はいつもしっかり食べているので、ドリンクのみはさすがに空腹感が強く、だるさも感じて午後8時には就寝した。
回復日の1食目は、ゆるめのおかゆと具なしのみそ汁。家族が肉の匂い立つハンバーグを食べる横で…。が、みそ汁を一口飲んだ瞬間、だしのうまみが体に染み入るように味わい深く、感動する。丸1日空けての食事に感謝しつつ、2食目からは少しずつ野菜などのおかずを増やし、無事、回復の日を終えた。
3日間を終え、一番に感じたことは、いかに自分が「余計なものを食べ過ぎているか」。断食で味覚や嗅覚が敏感になる。この感覚を忘れないためにも、体に不必要なものは極力減らそうと心から思った。
体調は好転反応(体が回復する前の具合が悪くなる症状)か、軽い頭痛、普段はない眠気とだるさがあったが、1日ほどで回復。その後、頭はさえ、体にエネルギーがみなぎってきた。達成感もあり、1・2キロの減量もできた。
アフターレッスンでは体内で起きる細胞レベルでの変化の説明や、行動改善の提案もしてくれる。
「飽食の時代に、空腹は体にとって“ご褒美”の時間」と西山さん。「レッスンで感じたことや体の変化を、心身をよい方向に持っていくための今後につなげてほしい」と期待する。 (体調、効果には個人差あり)

10月31日までキャンペーン価格で2万1000円(定員あり)。詳細はサイト「健康運動ゼロイチプロジェクト」で検索。問い合わせはメールchika50fitness0213@gmail.com