木曽ヒノキの端材活用 勝野木材がネット販売開始

建築用資材製造の勝野木材(南木曽町読書、勝野智明社長)は、木曽ヒノキの端材を専門に取り扱うブランド「W/ODD(ウォッド)」を立ち上げ、ネット販売を始めた。節や虫穴があるなどで建築に使えない端材の活用を、購入した人とアイデアを共有するなどして広げていく。
板材は幅9・3センチ、厚さ1・5センチで、長さ30~50センチ(5枚で3400円)、50~70センチ(同4800円)、80~90センチ(同6000円)の3種類。長辺に凸凹の加工がしてあり、床板として敷いたり、部品として棚などを作ったりする際、はめ込んでつなぐことができ、隙間ができない。
同社は長年、製材の際に出る端材を材料に、食器などを主に受注生産してきた。昨年、木曽地域の新しい商品や新事業を開発するプログラム「里らぼ」に参加し、購入者が自身の発想で工作できる形での、端材の販売を思い付いた。
板材のほかに木栓(約500個で2000円)や、かんなくず(約100グラムで3000円)も販売する。
同社木工部の小川陽二さん(54)は「購入してくれた人と、端材の活用事例をSNSで共有したい」、白金裕太さん(28)は「板材などの端材で作ったオリジナル製品も販売したい」と意欲を見せる。