リトルリーグ アルプスマイナー大会 松本北V

主戦好投 打力発揮

少年硬式野球リトルリーグ信越連盟中南信ブロックの、小学4年生以下チームによる第32回「アルプスマイナー大会」は9日、安曇野市高家スポーツ広場で準決勝以上を行った。決勝は松本北が、2連覇を目指す松本南を5-3で破り、2年ぶり6回目の優勝を果たした。
松本北は初回に1点を先制されたが、3回に追い付き5回、3番三澤和真(本郷4)の適時三塁打で勝ち越すと、4番松橋頼人(岡田4)の内野ゴロの間に三澤が生還し、その後に敵失も絡めてこの回一挙4得点。
松本南は最終6回二死から反撃し、2番深澤乙希(旭町3)、3番奥苑理(開明4)の連続二塁打などで2点を返したが、及ばなかった。
大会は、低学年の選手(マイナー)が試合経験を積む機会として開催。中信地区の7チームが出場し、2日間のトーナメントで争った。準決勝は松本北が波田を、松本南が塩尻を、それぞれ17-2(3回コールド)で下した。

声上げ打線に火 “新4番”も仕事

決勝は、ともに打力が武器の両チームの顔合わせ。5年生以下全国大会予選のブロック決勝(5月)で対戦した際は、4-15(4回コールド)で打ち負けた松本北だが、今回はエース三澤の力投で一歩も引かず、迎えた5回の攻撃。「ここで大量得点して絶対に優勝するぞ!」と、中堅手の手塚陽都(岡田4)が上げた声が打線に火を付けた。
先頭の2番柳原遙仁(同)が二塁打を放って三盗を決めるなど、一気呵成(かせい)に攻め立てた。勝ち越しの足掛かりをつくった主将は「試合前に『金メダルを取って笑顔で帰ろう』と皆で誓った。チームワークがよかった」と顔をほころばせた。
強力打線は今大会、初めて4番に座った松橋が決勝でも2打点を挙げ、「うまくはまった」と竹村勇人監督(22)。松橋は捕手としても緩急をつけさせる配球で三澤をもり立て、最終回の一打同点のピンチも最後の打者を三振に。「勝利に貢献できてよかった」と胸をなで下ろした。
○…松本北・三澤「(5回の勝ち越し打は)高めの球を引き付け、思い切りバットを振った。(最終回のピンチは)低めを狙って投げ、抑え切れてよかった」
●…松本南・中沢政彦監督(47)「あと一歩及ばなかったが、選手は最後まで諦めずよく頑張った。守備の課題を克服し、次は負けない」