映画上映に合わせパントマイム

マルセル・マルソー主人公の映画 東座

塩尻市大門四番町の映画館「東座」は、“パントマイムの神様”といわれるフランスのマルセル・マルソーさん(1923~2007年)の半生を描いた映画を上映するのに合わせ、市内在住のパントマイミスト藤森まさやすさん(54、大門並木町)のステージを24日と11月7日、同館で開く。
「コロナ禍の忘れ物、探します」をテーマに、いくつかの小作品を披露し、五輪を題材にした新作も。藤森さんは「コロナでいろんなことを諦めた人が多いのでは。パントマイムを見て、本当にやりたいことに気付いたり、思い出したりしてもらえたら」と話す。
藤森さんは、学生時代にマルソーさんやロバート・シールズさんの舞台を見たのがきっかけで、パントマイムの世界へ。10年ほど東京で活動し、塩尻に帰郷してからは県内を中心に演じている。
映画「沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家」(上演は23日~11月12日)は、第2次大戦中にナチス・ドイツに抵抗するレジスタンスに参加し、親を殺された子ども100人以上をスイスへ逃がしたマルソーさんの体験を描く。
「彼はさまざまな制約の下で、子どもたちを笑顔にした。言葉を使わず、見る人の想像力に働き掛けるパントマイムは、コロナ禍でも大きな力を発揮するのでは」と藤森さん。
ステージは両日とも、映画の1、2回目の間(午後0時20分から約50分間)に。映画の入場料で観賞できる。要予約。同館TEL0263・52・0515