現代風「NEO囃子」公演

県内から有志参加

日本伝統の篠笛や和太鼓に現代的なアレンジを加えた新しいスタイルのコンサート、「NEO囃子(はやし)」が24日、松本市大手4の上土劇場で開かれる。このステージに、県内太鼓チームの有志14人も参加。コロナ禍で発表機会や集まっての練習にも制限がある中、貴重なプロとの共演に向けて気合を入れている。
「NEO囃子」は青森県在住で津軽笛の第一人者、佐藤ぶん太さんが提唱するプロジェクト。伝承者不足や敷居の高さが課題となっている郷土芸能に、現代風のテイストを加えて親しみやすく創作した「お囃子」で、和楽器や伝統芸能の普及振興も目指す。これらの曲や練習法はYouTubeで公開している。
今回の公演は全国4カ所で開催。佐藤さんが各地でワークショップを開き、笛を指導している縁で、松本公演では中山太鼓連の田上恭介さん(51、筑摩)を中心に、松本や塩尻市、飯島町など県内の有志で地元チームを結成。祭り風のにぎやかな「華囃子」、笛の旋律が印象的な「RETSU(烈)」など4曲に出演する。
長引くコロナ禍で集まれずオンラインなどで練習を進めてきたが、6日夜、初めて顔を合わせることに。役割分担を確認したり、笛同士のハーモニーや太鼓とのバランスなどを調整したりしながら、演奏を繰り返していた。
担ぎ桶(おけ)太鼓を担当する山本幸恵さん(国宝松本城古城太鼓)は「太鼓と笛が絡む“はやし合い”が聴きどころ」、笛担当の田上さんは「誰でも楽しく乗れる曲が多いので、気軽に足を運んで」と言う。
公演は午後2時と5時。チケットは3000円(2回通し券5000円)。未就学児無料。