美術会3団体が集い初合同展

池田美術協会(池田町)と松川村美術会、大町美術会(大町市)は10日まで、同町会染の北アルプス展望美術館で初の合同展「北アルプスの里コネクト(つながる)展」を開いている。2年がかりで実現させた展覧会。洋画、日本画、木彫、陶芸など多彩な作品約100点が並ぶ。
3団体は2019年、「つながることで刺激し合おう」と、合同展を目指して実行委員会を結成。池田美術協会の宮澤好男さん(81)が代表となり、事務局は各会から1人ずつ選出した。
事務局長の常磐井智美さん(66、池田町)は「われわれは絵画がほとんど。松川や大町の人たちと手を携えることで、立体作品も展示することができた」。事務局の一人、小澤敏雄さん(69、松川村)も「松川にはない、美術館という広い場所で自分たちの作品を見直すことができ、励みになった」と言う。
会場には、3団体の有志と招待・推薦作家を加えた55人の作品が並ぶ。最高齢の版画家、羽田智千代さん(94、大町市)は、創作キャラクター「鳥虫人間」が、荒廃した山里風景を大きな包みにして背負う「重すぎるよー!」など2点を出展した。
常磐井さんと小澤さんは「今回手応えを感じたので、今後は白馬村や小谷村の美術家たちにも呼び掛け、北アルプス山麓が一体化して開催できるようにしたい」と話す。
午前9時~午後4時半。月曜休館。同展の入館料は無料。同館TEL0261・62・6600