槻井泉神社の湧き水 ミツカン機関誌掲載

松本市清水にある槻井泉(つきいずみ)神社の湧き水が、大手食品メーカーのミツカン(愛知県半田市)の機関誌「水の文化」最新号(11月)の表紙などに取り上げられ、地元・清水西町会の住民が喜んでいる。
表紙の写真は、神社の御神木であるケヤキの古木(市天然記念物)の前で、山本英二町会長(67)が都内の学生に説明している、この夏のひとこま。
中面の特集では、毎朝神社の掃除をしている梶葉邦雄さん(90)や穂刈正昭さん(79)ら地元住民が日常の管理をする様子が紹介されている。
同機関誌では前回号(7月)から、法政大学現代福祉学部の野田岳仁准教授とゼミ生、ミツカン社員がチームを組んで、松本市内の公共井戸を題材に行っている研究活動の様子を掲載。槻井泉神社のほか、源智の井戸と鯛萬の井戸も取り上げ、学生らの現地調査の様子を紹介している。
記事はウェブサイト(「水の文化」で検索)で閲覧でき、山本さんは「私たちの生活を支え、心のよりどころにもなっている湧き水と神社が全国に発信されてうれしい。高齢化で管理が大変だが、これからも大切に守っていきたい」。
梶葉さんは自身の取り組みが紹介されたことに「照れくさいね」と相好を崩し、「若い人にも、人を愛するようにこの神社を愛していってほしい」と願った。