信大付属松本中2年生がフェアトレード商品販売

発展途上国の製品や原料を公正な価格で取り引きする「フェアトレード」を多くの人に知ってほしい―。松本市の信州大付属松本中学校(桐1)2年生の7人が、主にネパールで作られたフェアトレード商品の販売会を12日午前9時45分~正午、信毎メディアガーデン(中央2)のスクエア(屋外広場)で開く。
社会や世界問題の解消に向けて、自分たちができることを3年間かけて考える総合学習の一環。7人は途上国支援のためのフェアトレードに注目し、1年時は大型ショッピングセンターで販売されているフェアトレード商品を調べ、同じ値段のチョコレートでも一般の商品の方が多く買われている実態を知った。
2年生になって、まずはフェアトレードを知ってほしいと、この販売会を企画。ネパールの子どもや女性の貧困支援をする「ネパリ・バザーロ」(横浜市)の商品を扱う「こだま食堂」(松本市梓川梓)を5月に訪れ、店主の児玉陽子さんからフェアトレードへの思いなどを聞いた。「子どもたちが関心と情熱を持っていることに感動した」と児玉さん。
販売会では同食堂の協力を得て、ネパール産のオーガニックコーヒー、紅茶、カレースパイス、蜂蜜、チョコレートなどを並べる。
メンバーの1人、及川真綾さん(14)は「世の中の全ての商品がフェアトレードになればいいのに」と言い、生徒たちは身近に商品が買える店があることもアピールしたいと、手書きした食堂の紹介チラシも配る予定だ。