共生願い魅せる曲芸「Moon Night Circus」 信毎MGで松本初上演

くるくる回る自転車、宙を行き交うボールや輪、息をのむアクロバット…。松本市の信毎メディアガーデン(中央2)1階で24、25日に催される「Moon Night Circus(ムーンナイトサーカス)」。共生社会へのメッセージも込もったパフォーマンスが見る人を魅了する。
「ジャグリングドット信州」の代表で、障がいのある人とない人が一緒に演じる「スローサーカスプロジェクト」にも携わるサーカスアーティストの金井ケイスケさん(浅間温泉)が企画。松本では初めての上演となる。
出演者は、小学生から芸歴30年のベテランまで個性豊か。金井さんが振り付けの一部を担当した東京パラリンピック開会式でパフォーマンスを披露した車いすのギタリスト川崎昭仁さん(長野市)のほか、サーカス芸人を目指す若手、首都圏から移住したアーティストらに声を掛けた。
多彩なアーティストたちが、ジャグリングやパントマイム、ポールダンスなどの身体表現に音楽や演劇的要素も交えた現代サーカスをユーモア満載で届ける。障がいの有無に関わらず、多様な個性を認め合う共生社会へのメッセージも込めて催されるムーンナイトサーカス。聴覚障がい者が楽しめるよう視覚的表現を工夫するほか、車いすスペースや靴を脱いで座れる席も設ける。
「僕ら自身も開けてびっくりするような玉手箱になるのでは」と、空間演出を手掛ける四賀地区在住の小林響さん。金井さんは「コロナで大変な2年間を過ごした皆さんの希望の光になるような楽しいショーを届けたい」と話している。
24日は午後7時、25日は午後1時と6時。全席自由。一般3000円、大学、高校生2000円、障がい者2000円、小中学生1000円。前売り券は信毎メディアガーデン1階のまちなか情報局窓口と、Webショップ(「信毎メディアガーデン」で検索)で販売している。