中信3チーム初戦で涙 小学生バレー マルニシ杯県大会

小学生バレーボールのマルニシCUP第39回県大会は5日、大町市総合体育館などで開き、県内各ブロック予選と地区大会を勝ち抜いた男子4、女子8、混合3チームが争った。中信勢は男子の松本ヴィガフェニックス、女子の豊科JVC(安曇野市)、松本マーヴェラス鎌田が出場したが、いずれも初戦で敗退した。
男女とも3セットマッチのトーナメント。混合のみリーグ戦。大会はコロナ禍で2年ぶりに開き、6年生は小学生最後の公式戦。
松本ヴィガフェニックス(中信1位)は飯田ゼットキッズ(南信1位)と対戦し、フルセットの末にゲームカウント1-2で惜敗した。
第1セットは立ち上がりを攻められ、最大8点差を追う展開に。左利きの右アタッカー赤澤龍宇(りゅうと)(芝沢6)と長身167センチの左アタッカー降籏結希(島内6)の二枚看板が反撃し、徐々に点差を縮めたが、相手の勢いを止めることができず13─21で落とした。
第2セットは互いに一歩も引かないシーソーゲームの末、ヴィガフェニックスが21─18で取り返した。最終セット(15点制)は、一転してレシーブが乱れ、攻撃もミスが目立つなど最後は3連続失点して10─15で落とした。
女子の豊科JVC(中信1位)は、阿智クラブ(南信2位)に0─2(17─21、17─21)で敗れた。左利きの5年生エース中川理愛(堀金)が奮闘したが、2セットとも後半の得点が伸び悩んだ。
北原綾華主将(穂高北6)は「仲間と声を掛け合い、必死にボールをつないだが勝てなかった。この悔しさを来年晴らしてほしい」と後輩に後を託した。
松本マーヴェラス鎌田(中信2位)も、夏の全日本小学生大会県大会覇者の富士見サンキッズ(南信1位)に0─2(18─21、14─21)で敗れた。高山昭光監督(53)は「サーブで崩して攻めるつもりだったが、逆に崩された。相手のブロックも高く、思うような試合ができなかった」。
男子は小布施スポーツ少年団(北信1位)が2連覇、女子は富士見が優勝した。

県で勝ち抜く厳しさを痛感

予選の松塩木曽ブロック大会(10月17日)で敗れた宿敵の松本ファイターズを、中信大会(11月14日)の決勝でフルセットの末に破り、県大会に進んだ男子の松本ヴィガフェニックス。32回大会(2014年)の2位を超える初優勝を目指したが、立ち上がりに失点を重ねた第1セットが悔やまれた。
得点源の降籏は「緊張して体が思うように動かなかった」、主将の赤澤も「会場の雰囲気にのまれ、チームの実力を発揮できなかった」。
1983年に県小学生連盟の設立と同時に始まった大会(旧コカ・コーラ杯)で、中信勢は男子が20年、女子は10年、優勝から遠ざかっている。野原啓司監督(63)は「県で勝ち抜く厳しさを痛感した。個々の技術やレベルを上げるのはもちろん、気持ちで負けないようにしたい」と挽回を誓った。