絵本カバーリメークしバッグに 大町市立大町図書館

絵本や図鑑などに元々付いているカバー、みなさんの家ではどうしていますか?外れやすかったり、何度も読むうちに破れたり、折れてしまったり…。「絵本などのカバーは絵柄がきれいで紙質もいい。捨てずに活用しませんか」。大町市立大町図書館は、バッグへのリメークを提案している。
市内小学校の図書館司書が絵本カバーをバッグに作り替えていたことに興味を持った市立図書館の職員が、インターネット上の動画などを参考にアレンジも加えて、作り方を習得した。
同館のカウンター前に設置されている「読書マラソン大会」のPRコーナー。来年1月30日までに同館の本を30冊読むと賞品がもらえる企画で、職員が作った絵本カバーのバッグも賞品の一つに並んでいる。
多くの絵本は、カバーを外しても表紙や裏表紙は同じ絵柄になっている。カッターやはさみ、両面テープ、定規などを用意し、カバーを切り折り、貼り合わせて作る。持ち手部分にもカバーを使い、捨てる部分はほぼない。比較的簡単に作れ、子どもと一緒に作業しても楽しそうだ。
小さな子どもだと自分で手にして読む場合は扱いにくく、わざわざ外すケースもある絵本のカバー。だが、多くは厚手の紙が使われており、バッグに加工してもしっかり感がある。子どもが持っても邪魔にならないサイズで、お買い物ごっこ、おもちゃやお菓子入れなど活用の幅は広い。
「表紙が見えるように並べることが多い絵本は、表紙が命」と宮脇哲子館長。お気に入りの絵本の表紙と同柄のバッグは子どもが使ってもいいし、子どもや孫が読んだ絵本の思い出を形に変えて残すのもいい。宮脇館長は「お裾分けに使うなどで話題になり、違う側面から本への興味が広がれば」と期待する。
同館は近く公式フェイスブックに作り方の動画を掲載する。来年2月ごろには講座も開く予定だ。