伊藤ひよりさん「生の声」で思い伝える5周年ライブ

上伊那地方在住のシンガー・ソングライター伊藤ひよりさんが24日、デビュー5周年記念ライブ「THISisME」を松本市島内の市音楽文化ホールで開く。マイクもスピーカーも使わず、自身の声と思いを届ける特別なライブだ。
節目のライブは活動を始めた松本を選び、弾き語りせずに歌うのは初挑戦。松本の景色を表現した「アオイウタ」などオリジナル曲を約1時間演奏する。ピアノは日下部かおりさん(豊丘村)。
性同一性障害の伊藤さんは2017年7月、シンガー・ソングライターとして活動を始めた。ライブハウスのほか病院などでも演奏し、行政や学校の人権講演会で自身の経験を伝えてきた。
「歌手として悩みながらやってきた5年間だった」と伊藤さん。特にこの2年間はコロナ下の活動難と恩人の死が重なったつらさに耐えられず、歌をやめようと思ったことも。
それでも聴いた人から「歌に救われた」と言われたり、同じ悩みを持つ人から相談を受けたり。その声に励まされ、1日でも多く歌っていこうと決めた。
「5周年はスタートラインでもある。感謝の気持ちを生の声で伝えたい」と意気込む。
午後7時開演。全席指定2000円(3歳からチケットが必要)。チケットはミュージックプラザオグチ松本駅前店か、伊藤さんのメール(info@hiyong55.com)で予約する。