三郷中の稲田つづるさん ラフマニノフ国際ピアノコンクール中学生部門で2位

安曇野市三郷中学校1年の稲田つづるさん(13、三郷温)が、11月に都内で開かれた「第3回ラフマニノフ国際ピアノコンクールジャパン」の中学生部門で2位になった。各部門1人に贈られる特別賞「ラフマニノフ賞」も受賞。「他の出場者の演奏がすごかったので、(受賞に)驚いた」と笑顔だ。
10月の予選(動画審査)を通過して本選に出場。ラフマニノフ作曲「13の前奏曲」の中から3、5、12番を披露した。
5番では雪解けや小鳥のさえずりなど春の訪れを表現。続く3番ではテンポの速い高難度の曲を表情豊かに弾きこなし、12番ではロシアの雪原をそりが静かに進んでいくイメージで演奏。審査員から「自然の美しさが目の前に現れるような表現」「独自の音世界を創り出している」など高い評価を得た。
稲田さんは4歳からピアノを始め、松本市内の教室に通う。これまでに「子どものためのバルトーク国際ピアノコンクール」グランプリ(2017年)や、「第22回ショパン国際ピアノコンクール・アジア大会」金賞(今年1月)など、輝かしい成績を収めてきた。
「演奏の幅を広げたい」と、毎年新しい作曲家に挑戦。ラフマニノフには9月から取り組み始め、「メロディーが少し変わっているけれどきれいで、面白い。自分のつぼにはまっている」と声を弾ませる。「これからもいろんな作曲家を弾いてみたい」と抱負を話した。