「山賊焼き」物産展で人気

県営業局が東京、横浜、名古屋など全国9都市で2月まで順次開いている「長野大物産展」で、松本・塩尻の名物「山賊焼き」が人気だ。同局は「信州から発信する新たな人気フードになるかも」と期待している。
物産展はコロナ禍で販売が伸び悩む県産品のPRのため開催。各地の百貨店を会場に、農産物や総菜、菓子、地酒、工芸品などの県内名店が出店し、中信からも漆器や漬物、菓子、民芸家具といった商品が並ぶ。
山賊焼きは、松本市の中町通りにある居酒屋「食い飲み屋BUN(ぶん)」が1枚864円で提供しており、どの会場にも長い行列ができている。昨年11月の名古屋・名鉄百貨店、12月の東京・東武百貨店池袋店では連日500枚を売りさばいた。各会場の専用調理場で鶏肉を揚げる同店の荒崎宏文代表(46)は「スタッフは休憩時間も取れないほど」と手応えを話す。
「味とにおいはもちろん、見た目もパンチがあるので人を引き付けるようだ。牛乳パンに続く信州ならではの食文化、ソウルフードとして定着する日も近いかも」と同局の島津豊係長(48)。今後開く物産展でも「積極的にPRしていきたい」と話している。