市民オペラ「山と海猫」 5年ぶり舞台に意欲

松本市民らとプロの声楽家らが出演する「まつもと市民オペラ」の第7回公演「山と海猫」が22、23日、まつもと市民芸術館(深志3)で開かれる。新作の初演。コロナ禍などで上演が延び5年ぶりの舞台だ。
作品は、演出家の加藤直さんが松本平に伝わる民話をモチーフに構想。合唱曲で活躍する作曲家・信長貴富さんが初めて手掛けたオペラだ。現代社会と不思議な世界が交錯した展開と詩、美しい旋律にポップス調やデジタル的な響きを取り入れた音楽の世界観も魅力という。
「まつもと市民オペラ合唱団」と「山と海猫オーケストラ」など地域ゆかりの約90人と、セイジ・オザワ松本フェスティバルのオペラ(2019年)で主役を務めたバリトン歌手の大西宇宙(たかおき)さんら11人のソリストが出演する。
当初は2020年12月の上演を予定し、稽古を始めた。初出演となる同合唱団の米山順一さん(60、北深志2)は「イメージを膨らませながら、皆で何年もかけ築き上げてきた作品。本番にわくわくしている」。
音楽アドバイザーでソプラノ歌手の天羽昭惠さん(東京)は「出演者一同が音楽の力に魅了されている。今までも素晴らしかったが、今回は特別な作品になりそう。ぜひ見に来てほしい」と話す。
開演22日午後5時、23日午後2時。全席指定一般6000円、18歳以下2000円。まつもと市民芸術館チケットセンターTEL0263・33・2200