大町に釣り餌自販機 生き餌やイクラなど

コロナ禍で種類が増えた自動販売機に、とうとう釣りの生き餌まで登場─。大町市大町の旧大町北高校東側にある旧笠間釣具店の前に、ミミズやブドウ虫の生き餌やイクラなど、渓流釣り用の餌をそろえた自販機がお目見えした。
同市には現在、営業している釣具店が1軒もなく、「近くで買えたら」という地元の釣りファンからの要望に応えて、安曇野市穂高の釣り具店「フィッシングあづみ野」が設置した。
餌は1つ500~800円。庫内を12度に設定しており、生き餌は仮死状態になっている。「こうした自販機は、まだ珍しいのではないか」と、フィッシングあづみ野のオーナー、笠間章さん(57、安曇野市穂高有明)。
旧笠間釣具店は、章さんの父の政夫さんが経営していたが、3年前に亡くなり、閉店。市内にもう1軒あった釣具店も昨年、閉店した。大北地域は渓流づりのポイントが多い一方で、餌を穂高まで調達しに来る人も多い。最近はいろいろな商品が自販機で売られるようになったことを受けて、釣り餌の自販機を設置することにした。
「大町市や近隣の釣りファンに貢献できれば。非対面・非接触の販売で、コロナ禍でも安心」と章さん。渓流釣りができる9月30日まで販売する。フィッシングあづみ野TEL0263・88・7355