手作りびな今年も 梓川「クラフトの森」

松本市梓川倭の手作り雑貨受託販売店「クラフトの森」は3月6日まで、ひな祭りに合わせた展示・販売会を開いている。コロナ禍での開催を決めかねていたが、作り手から作品完成の知らせが届き、常連客からは同展への問い合わせが相次いだことから、急きょ期間を短縮して開催することにした。
特設コーナーには同市などの男女7人が作ったひな人形など約80点が並ぶ。みやびな色や柄の古布が使われ、立ちびなやつるしびな、「三番叟(さんばそう)」をアレンジした干支(えと)飾りやおくるみ人形などさまざま。それぞれの表情から作り手の思いが伝わる作品だ。
「いつも作っているから急な開催でも大丈夫」と笑顔を見せる宮澤千波さん(70)は、小さな人形を作るのが得意。高さ6センチのカプセルに入った内裏びな、チョウやニワトリなど15の飾りを付けた長さ約20センチのつるしびなを出品した。
2007年から毎年この時季に開き16回目。店主の竹内千佳子さん(69)は「今年も開けたのは熱意のある作り手と、楽しみにしてくれるお客さんがいたから。途切れさせず続けていきたい」と話した。
他にアクセサリーや木製ボタン、袋物や洋服なども並ぶ。午前10時~午後4時。同店TEL0263・78・3781