裏町の魅力伝えるフリーペーパー

松本市の繁華街「裏町」の魅力を伝えるフリーペーパー「URANOMAMA」がじわりと注目を集めている。日常の一場面を切り取った写真や、店主の人柄を交えた飲食店などの情報が好評だ。
裏町のにぎわい創出を目指す「信州松本うらまちレジリエンス協議会」が昨年8月から発行し、2月で4号目。写真家の宇賀神拓也さん(45、朝日村)が写真を、グラフィックデザイナーの梅川茜さん(40、松本市横田1)が取材、執筆、編集などを担当する。
かつては「夜の街」の印象が強かった裏町だが、夜だけでなく昼の街も楽しいことを伝えようと発行。表紙では、そんな昼間の街をフィルムカメラで撮影した写真をダイナミックに使っている。「見慣れた風景でも少し違った見え方になれば。裏町を知らない人には、面白そうと思ってもらえたら」と梅川さん。
B5判、カラー4ページ。写真を多めに使い、歴史的スポットなども紹介している。手にした人からは「(裏町に)興味はあったが未知の世界だった。記事で店の雰囲気が分かり行ってみたくなった」「写真や記事を見て気になり、実際に行ってみた」などの声も届いているという。
梅川さんは「取材を通してさらに裏町の魅力を見つけたい。これを見て『行ってみたい』と思ってもらえれば」。
フリーペーパーは市内の公共施設や飲食店など30カ所以上に置いている。また、宇賀神さんがフィルムカメラで撮影した写真展「うらまち写真展」が27日まで、うら町会館(大手5)で開かれている。