明科のシェアハウスから初の独立店

安曇野市明科中川手のシェアハウス「龍門渕てらす」のキッチンスペースで営業していた飲食店「GOHANYA(ごはんや)灯(あかり)」が独立し、同市穂高柏原に同名の新たな店舗をオープンした。同てらすを利用してから独り立ちするのは初めてで、「モデルケースになれば」と期待する。
GOHANYA灯を経営するのは明科の等々力貴行さん(43)、ちあきさん(38)夫妻。
貴行さんは約20年間、松本市内の飲食店に勤務。2019年に独立を決意し、準備を進めたが、翌年の新型コロナウイルスの感染拡大で、いったん白紙に。
「今後、どうするか」と迷っていたところに、貴行さんの知り合いだった、龍門渕てらすを運営する合同会社・うずまきの社員から、てらす内のキッチンスペースを使うことを勧められ、昨年7月から営業してきた。
キッチンスペースの利用は、初期投資がほとんどかからないうえ、家賃も日割り。「自分の店を持つための試運転には最適だった」と貴行さん。「うずまきの人たちが、集客のための情報も発信してくれ、店の名前も広がった」と感謝する。
新たな店舗はJR柏矢町駅のすぐ近く。「飲食店の物件としては最高」(貴行さん)だったため、独立を決意した。
うずまきの横内健人代表は「てらすの本来の目的が起業や創業の支援で、それを果たしてくれて本当にうれしい。これを機に、次に続く新たな挑戦者が出てきてほしい」と願う。
新たな店のメニューは「とんかつ定食」(1540円)や煮魚、焼き魚、刺し身が一度に食べられる「おさかなランチ」(1650円)などがお薦めで、ソースやドレッシングなどは自家製だ。
貴行さんは「この店を軌道に乗せることがてらすの人たちへの恩返し」と力を込める。
GOHANYA灯は午前11時~午後8時(途中、休憩する場合もあるので確認を)。日、月曜定休。TEL090・6543・2874