海洋汚染防ごう 洗剤量り売り

松本の食堂 3月下旬までキャンペーン

プラスチックごみをできるだけ減らして海洋汚染を防ぎたい─。松本市梓川梓のこだま食堂は、植物由来の天然成分でできた洗濯用洗剤の量り売りを始めた。量り売りをまず体験してもらうため、3月下旬までのキャンペーンとして、空き瓶やボトルを持参した先着100人に洗濯10回分50ミリリットルの洗剤を無料配布する。
洗剤は愛知県にある創業約70年のクリーニング店が、今までの環境汚染への自戒を込めて開発した「海をまもる洗剤」。石油系界面活性剤や漂白剤、蛍光剤、合成香料などは使わず、全国のクリーニング店で洗浄力を認められているという。すすぎは1回で済み、水道代や電気代も節約できる。
この洗剤を個別のパッケージが不要な量り売りで家庭にも広めたい─と、名古屋市のSave the Ocean株式会社がクラウドファンディングで呼び掛けているのを、同食堂店主の児玉陽子さん(50)が知り賛同した。
児玉さんは以前、オーストラリアで食用油やシャンプーなどの日用品を量り売りする専門店を訪れ、衝撃を受けたという。利便性を考えると「量り売りをする店が周囲にもう少し増えれば」と話す。
通常の販売価格は1ミリリットル当たり4円。営業は金~月曜午前11時半~午後3時。こだま食堂TEL0263・78・3958