安曇野市の等々力さん バンクシー作品をパンアートで動画に

正体不明の路上芸術家バンクシーが描き、オークションの際に一部がシュレッダーで細断された風船と少女の作品を、パンアートで表現した。
作者は安曇野市の会社員、等々力真希さん(30)。写真を123枚撮影し、つなげて7秒の動画も作った。
大学生時代から海外旅行をライフワークにしてきた等々力さん。異文化を感じられる場所に出掛けて刺激を受け、「知ること」の大切さを感じてきた。コロナ禍で、家の中で読書やアニメを楽しむ時間が増え、その作品の世界観を料理で表現するように。
「今まで触れてこなかったことに目を向けたら、面白いことにたくさん気づいた」と話す等々力さんの世界をのぞいてみた。

アニメも再現、次は世界遺産を

等々力真希さんが食パンで作ったバンクシーの作品は、オンラインで友人らとパンアートについて語っていた際、「みんなで作ったら面白いね」と話題になったのを機に、1人で挑戦した。
「額」の部分は、食パンにデミグラスソースを塗り、背景にはオーロラソースを使用。絵は、チーズにのりとケチャップを使った。少しずつ動かして写真を撮り、シュレッダーにかかった後は、食べて作品自体もなくなる動画に仕上げた。
話題にしていたことを形にして驚かそうと作ったこの動画を、早速友人たちに送信。「みんなびっくりして、うれしかった」と話す。
「日常の中の非日常を見つけることで楽しめることがたくさんある」と等々力さん。人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する品や場面を料理で再現してみた。コロナ禍で増えた家族との会話の中で、家系図を作ったらどうか-との話も出て、取り組み中だ。次は、今までに訪れた世界遺産を料理で作りたいと考えている。