空き店舗をキッチンに 朝日村「おこしーず」

朝日村の地域おこし協力隊とOBらでつくる任意団体「おこしーず」が、空き店舗を改装して「シェアキッチンかざあな」(同村古見)の運営を始めた。農産物の加工や商品開発をしたい人が低料金で利用できる。任期を終えた協力隊員の定住を助ける場にもしていきたい考えだ。
「かざあな」には、総菜用と菓子用に2部屋のキッチンがあり、コンロや冷蔵庫、基本的な調理器具、スチームコンベクション(オーブン)、真空パック装置も備える。5月にはカフェがオープン予定で、住民が気軽に集える空間としても活用していく。
おこしーず代表で、「せせらぎ山女魚(やまめ)園」を経営する山田喜孝さん(64)は「開発した商品をふるさと納税の返礼品に提案するなど、地域おこしにさまざまな使い方ができるのでは」と期待する。
おこしーずのメンバーは、共に元協力隊員の山田さんとクレープのキッチンカーを運営するOGの宮本有紀さん(24)、現協力隊員の信時郁美さん(32)と浅川晴輝さん(26)。今年任期を終える信時さんと浅川さんもそれぞれ村内で事業を始める予定で、同村は任期終了後の協力隊の定着率が高いという。
「どの自治体でも、県外から来た協力隊の定住は課題。シェアキッチンを活用し独立の足がかりにしたり、地域とつながる場所になれば」と山田さん。
利用料金は半日1000円。一部別途料金の機器あり。4月10日午前10時~午後2時に見学会を開く。山田さんTEL090・5619・6753