「松本若者会議」7人が活動報告

空きスペース居場所に

県内の大学生と高校生が、企業や行政の関係者と交流する「大しごとーくin信州Advance若者会議2021」(高等教育コンソーシアム信州主催)の活動報告会がこのほど開かれた。「松本若者会議」の7人は若者の「居場所」をテーマに、企業や公共施設の空きスペースの活用法を考案し、発表した。

企業などに活用法提案

7人は市内の公共施設や企業を訪問し、ホテル「美ケ原温泉翔峰」(里山辺)では、松本市街地や雄大な山々が眺められる展望デッキを、学生や地域の人がくつろげる「アルプスカフェ」として開放しては―と提案。
他にも若者の情報発信の拠点として、市内の公民館の空きスペースに写真を展示したり、インターネットラジオのスタジオにすることなどを考えた。
参加した信州大理学部4年(当時)の笹原日千花さん(22)は「提案を企業や公共施設が採用してくれたらうれしい。人と人がつながる新たな拠点をつくり、地域がさらに活性化すれば」。

街の特性生かし活性を

空き家を活用した学生や住民の交流スペース「ロッピキ」(北深志3)の元代表で、信大経法学部4年の深瀬斗愛さん(22)は「居場所があると、人は集まる。若者が多い松本の特性を生かした居場所づくりが、さらに地域を盛り上げていくと思う」。
高校生の居場所づくりを考え、昨年度初めて参加した松本県ケ丘高校3年の八坂鱗太朗さん(17)は「普段出会えない行政や企業、同世代と関わりを持ち、自分が知らない世界を知ることができた」と話す。
「若者会議」は、学生・生徒が地域課題を解決する方法を企業や行政の関係者と話し合い、地域の魅力を知るのが目的。初年の2020年度は松本地域だけで開き、21年度は松本と白馬村、伊那市の3カ所で開催。白馬若者会議は「環境・教育」、伊那若者会議は「食」をテーマにそれぞれ活動した。