日本舞踊の合同発表会 3団体が17演目を披露

松本市などで活動する日本舞踊の錦友会と宝乃会、囃子(はやし)の清鼓会会員らによる初の合同発表会「和(にっぽん)の粋(すい)」が3日、まつもと市民芸術館(深志3)で開かれた。
同市や塩尻市などの中学生から80代の20人が、囃子「雛鶴三番(ひなづるさんば)叟(そう)」や大和楽「城」、長唄「藤娘」など17演目を披露。日本舞踊では着物姿で扇などを持ちながら情景や心情を表現、三味線や太鼓などの響きと共に伝統芸能の魅力を伝えた。
約1年半前から習い始め、端唄「春雨」で初舞台を踏んだ上條栄子さん(69、神田)は「緊張したけれど楽しかった。これからも頑張りたい」と話した。
「和の粋」は古典芸能を継承しようと3団体が集まり企画。発表会は市芸術文化祭実行委員会と共催した。合同発表会は今後も続ける予定で、宝乃会会主の若柳吉喜宝(きちきほう)さん(70、中山)は「時代の変わり目を感じる今だからこそ伝統芸能を残していきたい。発表会を開くことで、出演者も観客も元気になってもらえたら」と話した。