JR大糸線沿線の3市 スマホで楽しむスタンプラリー

JR東日本長野支社が主催 地域の魅力自分のペースで

非接触型のモバイルスタンプラリーでJR大糸線沿線の3市を散策しよう|。「春の大糸線Go!Go!Go利益(りやく)!モバイルスタンプラリー」が6月末まで行われている。スマートフォンに無料アプリをダウンロード、地図上に現れる「スポット」を巡り、GPS機能で自動的に押されるデジタルスタンプをためていく催しだ。
松本、安曇野、大町の3コースに神社仏閣や湧水など11~14のスポットを設定。1コースで6カ所以上巡ると特産品などがもらえる。主催のJR東日本長野支社に各地の観光協会が協力した。
春休み最終日、記者も子どもと一緒にトライした。

ゲーム感覚で子も興味津々

「Go!Go!Go利益!モバイルスタンプラリー」のやり方は難しくない。まずは無料スマホアプリ「SpotTour(スポットツアー)」をダウンロード。端末の位置情報をONにすると、現在地から近いツアーのコース一覧が上がり、コースを選択すると地図上に巡るべきスポットが現れる。今回は「松本コース」を、JR松本駅を起点に歩くことにした。
記者はモバイルスタンプラリーをするのが初めて。スマホを使うためゲーム感覚が強く、小学生の子どもも興味津々だ。駅舎の改札を出ると早速、現在地が認識され、「松本駅」のデジタルスタンプが。まずは簡単にスタンプ1個ゲット!
スタンプ6個での景品獲得を目標に、画面上の地図でスポットの位置を確認しながら、子どもとの散策に無理がないルートを一緒に選んだ。まずは駅前通りを歩き、子どもは初訪問の深志神社へ。お参りしおみくじも引く。
北上して源智の井戸へ。アプリ上では各スポットの紹介文も見られ、「明治天皇ご巡幸時の御膳水に使われた」との豆知識も出た。ここで水をくんでいた長野市出身の鹿野秀明さん(18)と茨城県出身の栗橋尚希さん(19)はこの春、信州大に入学し松本生活を始めたばかりという。アプリを見せると「使ってみたい。各スポットの情報が知れるのもいいですね」。
中町の「中町蔵の井戸」を経て縄手通りの「若返りの水」へ。ここから見下ろす女鳥羽川沿いの桜は早くも見事に咲いていて、映える。最後は四柱神社の境内で六つ目のスタンプが押され、本日のラリー終了。
道中、初めての店に寄り道もしながら、1時間半で松本市観光情報センター(大手3)へ。スタンプを提示すると、アルプちゃんストラップがもらえ、ちょっとした達成感で子どもも笑顔に。

県内大型催事に合わせて初企画

このモバイルスタンプラリーは、JR東日本長野支社が善光寺御開帳や諏訪の御柱祭など、県内で大型催事が多い今年、全国からの観光客に県内の他地域にも足を延ばしてほしいと初めて企画した。
安曇野はJR穂高駅から自転車などを使う広範囲のコース、大町は同信濃大町駅から歩ける範囲を設定。スタンプは期間中保存されるので、地元の人も無理なく自分のペースで地域の魅力を再発見できる。試してみては。