ウクライナ支援 平和と復興祈る氷彫

松本市の瑞松寺(中央3)は9日、釈迦(しゃか)の誕生日(8日)を祝い、命の尊さをテーマに毎年開く「お花まつり」で、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナへの支援の輪を広げようと、同国をイメージした氷彫作品を境内に飾った。
作品は幅4メートル、高さ1メートル70センチほど。国旗の青と黄で表現した昇る太陽を中央に、大きな翼を左右に置き、国花で反戦と平和を示すヒマワリで彩った。「ウクライナが今後復興し、羽ばたいてほしい」との思いを込め、長野氷彫倶楽部のメンバーが約2時間かけて作り上げた。
1歳の結晴(ゆいせい)ちゃんを連れた市内の大野知加さんは「見た人が(ウクライナについて)考えるきっかけになる。少しでも力になれたら」。
本堂の壁には、松本蟻ケ崎高校書道部が「平和」と大書し、「みんなの力が集まれば大きな力になる」と呼びかけた作品も飾った。茅野俊幸(しゅんこう)住職(56)は「小さな力をつなげていけば、形になると思う。ウクライナに対する市民の気持ちをつなげたい」と話した。
この日は同寺で、同市の認定NPO法人「日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)」の神谷さだ子事務局長(69)による、ウクライナ避難民を支援する活動の報告会も開いた。