上高地線イメージキャラ渕東なぎさ10周年

アルピコ交通の鉄道・上高地線のイメージキャラクター「渕東(えんどう)なぎさ」が、初登場から10周年を迎えた。彼女の履歴書をイメージした記念切符も3月に限定発売された。
渕東なぎさは同社の社員がデザインし、2012年3月に同社などが主催した「ふるさと鉄道まつり」で、電車のヘッドマークに描かれて初登場。当時、鉄道会社が一からデザインしたキャラは全国的にも少なく、鉄道ファンはもとより地域住民にも愛される存在に。翌年には車体にイラストが描かれた「なぎさTRAIN」の運行も始まり、各種グッズも売り出された。
全国の地方鉄道の女性キャラの多くは、模型販売のトミーテック(本社・栃木)が企画する「鉄道むすめ」の一員になっている。渕東なぎさもゲストとして、スタンプラリーなど全国規模のイベントに参加するなど、知名度を高めてきた。同社鉄道事業部の穂高恵子さんは「正真正銘の弊社オリジナルキャラとして、上高地線のイメージアップに貢献してもらった」と“働きぶり”を評価する。
10周年記念切符は、キャラ名の由来になっている渚駅と渕東駅の入場券、両駅を出発または到着地とする片道乗車券3枚が、履歴書風の台紙に収められている。税込み1310円で、新村、波田、新島々の3駅で販売。問い合わせは新島々駅TEL0263・87・3166