「道具」試せるキャンプ場へ資金CFで募る

買う前に試してみたい道具を、気軽にレンタルできるキャンプ場を目指す大桑村野尻の「木曽ふれあいの郷キャンプ場」が、道具を購入する資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。自然も歴史もある村の魅力を、観光に生かす後押しができればと、試行錯誤する誘客策の一つだ。
同キャンプ場は「阿寺温泉フォレスパ木曽あてら荘」などとともに、村の指定管理者で佐賀県武雄市の旅館「京都屋」が運営する。
コロナ禍の打開策として、あてら荘の裏手にあったグラウンドゴルフ場をキャンプ場に整え、昨年6月から通年営業を始めた。阿寺渓谷に近く、温泉もあり好評という。
CFはキャンプ初心者の支配人、梅崎優輝さん(25)が「道具って高いな」と思ったのがきっかけ。ブランドもののたき火台やダッチオーブンは数万円もし、購入を販売サイトの口コミなどで判断するより、「実際に試せたらいいのでは」と思い付いた。
昨年、佐賀から移住した梅崎さんは、村の魅力が観光に生かし切れていないとし、「最終目標は大桑の認知度を高め、訪れる人を増やすこと」と力を込める。
CFの目標金額は70万円。支援者のアンケートを参考に、質がいい高級志向のたき火台やランタン、ハンモックなどの購入費に充てる。返礼品として、道具の事前予約券やキャンプ場の1日貸し切り権などを用意。CFサイト「キャンプファイヤー」で5月25日まで募っている。キャンプ場の問い合わせはあてら荘TEL0264・55・4455